PH 5 Classic White｜Louis Poulsen
Designer: Poul Henningsen
世界中で愛されているペンダント照明の傑作「PH 5」！
1958年に近代照明の父と呼ばれるポールへニングセンによりデザインされた「PH 5」。
夜の長い北欧、室内では「光のトーンは抑えめに、落ち着いたやわらかな明かり」が求められてきました。
それゆえに「PH 5」はたいへん美しく、目に優しい光を灯してくれる照明として世界中から愛されています。
美しさ、機能性、品質のすべての要素を兼ね備えたペンダント照明の傑作です！
北欧デザインの黄金期である1958年。
ポール・ヘニングセンは、「グレア（眩しさ）のない照明、光の特性、影の重要性」をテーマに、30年にも及ぶ研究と経験で培った集大成として北欧照明不朽の名作｢PH 5｣を誕生させました。
理想の光を追い求めたヘニングセンの思想
実際にPH 5が点灯している所を見ると、その優しくてやわらかな光を感じます。
そこには「良質な光で人や物、空間をどうやって自然に照らすか」を考えていた、へニングセンの照明デザインへのこだわりが込められてます。
人は24時間周期のリズムで生きており、爽やかな昼の光から暖かみある夕暮れの光の移ろいに、ゆっくりと順応するようにできている。
家庭での人口照明は言うなれば、たそがれどきの光の状態と調和すべきであり、それはたそがれ特有の暖かみのある色の光を使うことによって実現可能だ。
ポール･ヘニングセン
「自然に、美しく照らす」さまざまな工夫
「照明自体のデザインやフォルムではなく、質の高い光で人や物、空間をどうやって自然に美しく照らすか。」
たそがれ時のような落ち着く自然の光を実現するため、PH 5 クラシックには内部にさまざまな工夫が施されています。
まぶしさを抑制するグレアフリーデザイン！
グレア（glare）とは不快感や物の見えにくさを生じさせる「まぶしさ」のことで、グレアを無くすことで心地よい光を実現します。下面のカバーは、従来の金属板からフロストガラスに変更したことで直下の明るさを十分に確保。電球を直に見ることなく、視界に入る不快な眩しさ（グレア）を抑えるように設計されています。
光の色までデザイン！シェード内側の「赤色」と「青色」の意味は？
電球の光に含まれている、人の目が感じとりやすい「黄色」と「緑色」の光。その光を弱め、逆に感度の低い「赤色」や「青色」の光を強めるため、へニングセンはシェードの内側に夕日のイメージの「赤色」と空のイメージの「青色」の塗装を施しました。この2色が電球の色に作用することで夕暮れのたそがれ時のような心地よい、落ち着く自然の光を実現しました。人の24時間周期のリズムを大切にしたヘニングセンの思想が光の色にも込められています。
ヘニングセンがテーマとしていた「グレアレス、光の特性、影の重要性」をクリアした「PH5 クラシック・ホワイト」の暖かさと爽やかさを同時にかもし出す光。
なめらかに変化する光のグラデーション！
たそがれ時の空の魅力は色味だけではなく、昼の空から夜へと移りゆくなめらかなグラデーションの美しさにもあります。ヘニングセンはこの自然なグラデーションも「PH 5」に活かしています。
その美しいグラデーションを表現するために、ヘニングセンはシェードに特殊なカーブを付けました。
そのカーブは対数螺旋（たいすうらせん）と言われる曲線で、貝の殻やひまわりの種の配列など、自然界のあらゆるところに見られ、建築や芸術にも影響を与えている美しい螺旋曲線です。
対数螺旋のカーブは、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射します。このしくみによりなめらかな光のグラデーションをつくることができるのです。
「PH 5」の理想的な吊り下げ高さ
「PH 5」の理想的な高さは、卓上からおよそ60センチくらいの位置に吊り下げてのご使用がおすすめです。卓上を照らしながらも、上部のシェードを反射したあかりがテーブルを囲む人の顔も柔らかく美しく照らします。コードの長さなど、ご注文前のご相談も承っています。お気軽にどうぞ。
美しく自然な光を追求した結果生まれたシェードですが、消灯時にもその高いデザイン性が空間のアクセントとして目を楽しませてくれます。
PH 5 クラシック・ホワイトにつきまして、ご注文前の在庫確認やお問い合わせも受付けています。お気軽にどうぞ。
設置方法
天井に下記の配線器具が付いていれば、電気工事なしで取付可能です。
取り付け方
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引掛シーリングキャップを配線器具にはめ込みます。
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右方向へ回します。
■ ランプの光が正しい位置になるようにソケットの高さを調整できます。
| 名称 |
PH 5 Classic White PH 5 クラシック・ホワイト |
| ブランド |
Louis Poulsen ルイスポールセン |
| カラー |
クラシック・ホワイト（ブルー リフレクター） シェード内面：ホワイト（マット）塗装 白色コード |
| 光源 |
E26 LEDランプ（白熱電球100W相当の明るさ） ×1付属
※白熱電球は150Wまで使用できます。
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| 材質・仕上げ |
アルミ / マット仕上げ |
| サイズ |
| ・φ |
約500mm |
| ・器具高さ |
約267mm |
| ・全長 |
約1,910mm |
| ・重 |
約1.8 kg |
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| 取付方法 |
引掛シーリング取付（フランジ、コードハンガー付属）
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| 納期目安 |
約10日
※店頭とオンラインストアは在庫を共有しておりますので、急な在庫切れはご容赦ください。
※在庫切れの場合は、取り寄せに数ヶ月お時間を頂く場合がございます。予めご了承ください。ご注文前の納期確認も受付けています。お気軽にどうぞ。
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| デザイン |
ポール・ヘニングセン |
| 生産国 |
デンマーク |
| その他 |
※製品保証 ： 販売後一年間保証
※こちらの商品は、本国デンマークのルイスポールセン社から発送、日本で検品した正規品になります（当店はルイスポールセン社の正規販売店です。ご購入前後のご相談も対応可能です）。
※商品の色はモニターの設定により実物と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
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Q & A よくあるご質問
Q ： ルイスポールセンのPH5をテーブル上面から60cmで吊るすと低すぎると感じることがありそうです。設置の高さについてアドバイスなどあれば教えて頂けないでしょうか？
A ： テーブル上60センチくらいの設定には多くの理由がありますが、そのひとつに「通常の高さの椅子に座った時、テーブルの反対側に座った人の顔が最もはっきり、また美しく見える」というPH5の特徴もあり、おすすめの高さになっています。高さ調節ができるコード調節器の使用もおすすめです。居住者様の身長やご家族構成などに見合った理想的な高さをご検討くださいませ。ご使用になる用途やお部屋の状況などをお知らせ頂ければ、アドバイスやご相談も承っています。お気軽にどうぞ。
Q ： PH5のコードカットを依頼したいと思っていますが、長さをどのように指定すればよいでしょうか？また、注文時にどこにどのように入力すればよいでしょうか？
A ： シーリングキャップから器具下端までの全長でご指示ください。このページの「商品スペック」に全長を表した絵がございますのでご参照ください。また、通常10センチ単位で承っておりますが、1センチ単位でも結構です。ご注文を進めていきますと「 備考欄 」がございますのでそちらにご希望の全長をご入力ください。
※コード加工は手作業の為、多少の誤差がある場合がございます。
※コード加工には2〜3日必要になります。
※コード加工ご依頼後のキャンセルは不可になります。予めご了承くださいませ。
Q ： ルイスポールセンPH5のモダンホワイトとクラシックホワイトの違いを教えてもらえますか？（微妙な色味の差でしょうか、マットと艶ありなどの仕上げでしょうか？）
A ： PH5のクラシックホワイトとモダンホワイトの違いは下から見上げた時に見える本体の「リフレクター」とシェードを支える支柱の色が違います。クラシックホワイトはブルーの色が見え、唯一、光の色が（たそがれ時の空のイメージに）デザインされ、シックで落ち着いたイメージです。どちらかといえばモダンな空間になじみます。モダンホワイトはインテリアの中で主張の強くなる原色を使わず、淡いローズ色を使用しているので優しく、明るいイメージです。ナチュラルな空間になじみます。シェードの仕上げ、質感はどちらも一緒です。
Variation バリエーション ※↓こちらの画像をクリックすると各照明のページをご覧になれます。
クラシック・ホワイト
モダン・ホワイト
ローズ・グラデーション
レッド・グラデーション
オレンジ・グラデーション
グレー・グラデーション
グリーン・グラデーション
ブルー・グラデーション
カッパー
真鍮
モノクローム・ホワイト
モノクローム・ブルー
モノクローム・ブラック
Brand ブランド
世界中から愛されている「ルイスポールセン」
ルイスポールセンは1874年に創業したデンマークの照明メーカーです。ルイスポールセン製品の機能とデザインはどれも、自然の光のリズムを反映し、補完するよう意図されています。独自のライティング・フィロソフィーにもとづき、質の高い光、視覚的にも美しい製品を生みだすことで、人々と空間に影響を与える魅力的な雰囲気を作りだしています。
Designer デザイナー
Designed by Poul Henningsen ポール・ヘニングセン
デンマークの女優アグネス・へニングセンを母として、コペンハーゲンに生まれました。1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。また、活動領域は文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍しています。ポール・へニングセンがパイオニアとして切り開いてきた照明分野の業績 「影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に結びつくように利用すること」は、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。
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